大手企業のどの部署に営業すべきか|商材別の窓口の探し方
大手企業に電話をして、やっと担当者につながったのに「うちの担当ではない」と言われる。窓口の部署を間違えると、どれだけ良い提案でも検討の土俵に上がりません。
この記事は、大手企業でどの部署に営業すべきかを、商材別の窓口の例と探し方で示します。
ポイント大手企業では、同じ商材でも窓口の部署が会社ごとに違います。役員向け研修の窓口は、人事の会社もあれば、社長室、経営企画、総務の会社もあります。1つの部署だけに当てると「担当ではない」で終わるため、窓口の候補を2〜3部署に広げて並行し、電話で正しい部署を聞き出します。
商材別の窓口の例
商材 | 窓口になりやすい部署 | 会社によって変わる窓口 |
|---|---|---|
部長・管理職向け研修 | 人事、人材開発 | — |
役員向け研修 | 社長室、経営企画 | 人事、総務 |
採用支援 | 人事、採用 | 各事業部の採用担当 |
マーケティングツール | マーケティング、デジタル推進 | 各事業部 |
カスタマーサポート関連 | カスタマーサポート、CX推進 | 情報システム |
セキュリティ | 情報システム、セキュリティ推進 | グループのIT子会社 |
業務の外部委託 | 各事業部 | 購買、経営企画 |
ディーノの支援現場での例。会社ごとに必ず確認する。
窓口が会社ごとに違う理由
大手では、同じ機能でも組織の切り方が会社ごとに違います。役員向けの研修を人事が持つ会社もあれば、経営に近いテーマとして社長室や経営企画が持つ会社もあります。総務が窓口になる会社もあります。
探し方1|候補を2〜3部署に広げる
最初から1つの部署に決め打ちせず、窓口の候補を2〜3部署に広げます。それぞれの部署の直通番号や責任者の氏名を調べ、並行して当たります。
探し方2|電話で正しい部署を聞き出す
つながった部署で「この件をご検討いただくのは、御社ではどちらの部署になりますか」と聞きます。違う部署につながったこと自体が、正しい部署を知る機会になります。手紙を送る前にこの確認をしておくと、届け先の精度が上がります。
探し方3|公開情報で手がかりを得る
IR資料の組織図、プレスリリースの問い合わせ先、イベントでの登壇者の所属から、テーマを持っている部署の手がかりが得られます。
グループ会社に注意する
大手のIT関連は、グループのシステム子会社が窓口になっていることがあります。本社に当てるのか、子会社に当てるのかを決めておかないと、どちらでも「担当ではない」と言われます。逆に、システム子会社を対象から外す設計にすることもあります。
よくある質問
Q. 窓口の部署が分からないときは代表電話にかけるべき?
代表電話では取り次がれにくいため、関連する部署の直通番号にかけて正しい部署を聞くほうが確実です。
Q. 複数の部署に同時に連絡して問題ない?
問題ありません。むしろ大手では、複数の部署が関わるテーマほど並行して当たるほうが話が進みます。ただし部署ごとに話す内容をそろえ、社内で情報が食い違わないようにします。
Q. 窓口と決裁者は同じ?
違うことが多いです。窓口の担当者が情報を集め、部長や役員が決裁します。窓口と会えたら、決裁者が誰かを早めに確認します。
Q. 窓口の部署の特定から外部に任せられる?
任せられます。ディーノの「オオテトル」では、商材ごとに当たる部署と役職の候補を決め、電話で正しい部署を確認しながら当て直します。業界ごとの決裁構造の整理から支援しています。
まとめ
大手企業では、同じ商材でも窓口の部署が会社ごとに違います。候補を2〜3部署に広げて並行し、電話で正しい部署を聞き出し、公開情報で手がかりを得ます。窓口を間違えないことが、大手開拓の最初の分かれ目です。
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