部署直通番号で大手企業に架電する方法|入手方法と鮮度の注意点

ポイント部署直通番号は、公開情報(採用ページ、IR・プレスリリースの問い合わせ先、イベントの資料)、企業データベース、架電中のヒアリングの3つで集めます。代表電話の疎通率が下がっている今、部署直通番号がなければキーマンに接触できないケースが増えています。調べる範囲は部署名・役職・氏名・部署直通番号まで(個人携帯・個人メールは調べません)。大手は部署の改編が多いため、番号の鮮度が成果を左右します。同じ経路で3回不通が続いたら手法を切り替え、対象企業リストのDB保有率を事前に実測することで、見通しを持って動けます。
代表電話ではキーマンに届かない
執筆者の実感として、代表電話の疎通率は年々下がっています。代表電話にかけても、受付で用件を聞かれ、「担当者に伝えます」と言われて折り返しが来ない。あるいは「営業のお電話はお断りしています」と一律で断られる。部署直通番号が分からないためにキーマンに接触できない、という状況が増えています。
この問題を解決するのが、部署直通番号への架電です。受付を経由せず、担当部署に直接つながるため、キーマンとの会話まで到達できる確率が上がります。
部署直通番号の入手方法
入手経路 | 例 | 注意点 |
|---|---|---|
公開情報 | 採用ページ、IR・プレスリリースの問い合わせ先、イベント資料 | 掲載部署が目的の部署とは限らない |
企業データベース | 部署・キーマン・直通番号を収録したデータベース | 収録時点から変わっていることがある |
架電中のヒアリング | つながった部署で正しい部署と番号を聞く | 聞き方次第で教えてもらえない |
3つを組み合わせて精度を上げる。
調べる範囲と調べないもの
オオテトルでは、キーパーソンの特定を以下の範囲で行います。
調べる範囲: 部署名・役職・氏名・部署直通番号まで
調べないもの: 個人携帯・個人メール(公開されていないため)
氏名が分からない場合は「対象部署+役職」単位で設計し、架電時に実名を確認します。
キーパーソン特定の3段階
- 自社の営業DB(大手企業の部署直通番号・キーマン情報)と照合する
- 公開情報(HP、IR資料、プレスリリース、人事異動情報、LinkedIn、事例記事など第三者の情報)を調べる
- 総務・受付への確認架電で裏を取る
1社に複数のキーパーソン仮説を持ちます。不在・不通・NGなら、隣接部署や上位・下位の役職に切り替え、判断の経緯をログに残します。
時間帯の分析と架電の設計
不在のときは、曜日・時間帯を変えて再架電します。部門ごとの着電しやすい時間帯は、実績から分析しています。
同じ経路で3回不通が続いたら、手法を切り替えます。 部署直通架電が使えるなら、それで受付ブロックを避けます。難しければ、CxOレターやLinkedInで先に認知を作ってから再架電します。
接点数は1社あたり5〜8が目安(部署直通架電3〜5回+CxOレター1通+LinkedInなど)。順序と間隔は企業ごとに設計します。
DB保有率の事前実測
対象企業リストをもらえれば、DBでの部署直通番号・キーマン情報の保有率を事前に測って提示できます。保有率が分かれば、アプローチの見通しが立ちやすくなり、保有率が低い企業には公開情報の調査や確認架電を先行させるなど、手順を事前に設計できます。
鮮度が成果を左右する
大手は組織の変更が多く、部署名も番号も変わります。データベースの番号は収録時点の情報なので、かける前にプレスリリースや組織変更のお知らせを確認しておくと、無駄な架電が減ります。
つながった後の当て直し
人事のように、同じ番号を人材開発、採用、労務で共有しているケースがあります。つながったら、最初に「人材開発のご担当部署でお間違いないでしょうか」と部署を確認します。違う場合は、正しい部署と、可能なら担当者の名前を聞きます。
ディーノでは、狙う部署の候補を3パターン程度に絞ってから架電し、電話の段階で当て直すところまでを手順に組み込んでいます。
名指しで呼び出す
直通番号につながっても「ご担当の方」と言うと、その場の人に断られて終わることがあります。公開情報で部長などの氏名を特定しておき、名指しで呼び出すと、取り次がれる確率が上がります。氏名の特定は「大手企業のキーマンの調べ方」で示しています。
データベースを使う場合の選び方
部署直通番号を収録したデータベースを使う場合は、収録している部署の範囲、番号の更新頻度、キーマンの氏名まで載っているか、を確認します。ディーノが提供する「Toppa AI」は、国内企業のデータベースを基盤に、キーマン・部署直通番号・AIがリサーチしたWhy you/Why now情報までを揃えた、すぐ動けるABMリストです。
架電のマナー
直通番号は相手の業務の電話です。用件は短く伝え、断られたら理由を記録して、同じ人に短期間でかけ直すことは避けます。迷惑と受け取られると、その会社への開拓全体が止まります。
よくある質問
Q. 部署直通番号に営業電話をかけるのは問題ない?
公開情報や正規に提供されたデータベースの番号に、業務時間内に、用件を明確にしてかける分には一般的な営業活動です。断られたら記録し、繰り返しかけないことが前提です。
Q. 直通番号が見つからない部署はどうする?
関連する部署の直通番号にかけて正しい部署を聞くか、部署宛てに手紙を送ってからフォローの電話をかけます。同じ経路で3回不通が続いたら、CxOレターやLinkedInなど手法を切り替えます。
Q. 番号が使われていなかったら?
組織変更の可能性が高いため、プレスリリースや採用ページで新しい部署名を確認し、データの記録を更新します。
Q. 代表電話と部署直通番号、どちらが有効?
代表電話の疎通率は下がっており、受付で一律に断られるケースが増えています。部署直通番号があれば受付を経由せず担当部署に直接つながるため、キーマンとの会話に到達しやすくなります。
Q. 部署直通番号での架電を外部に任せられる?
任せられます。ディーノの「オオテトル」は、「Toppa AI」が持つ大手企業の部署直通番号とキーマン情報をもとに、受付を経由せず担当部署へ架電します。つながった後の部署の確認と当て直しまでを手順に含めており、対象企業リストのDB保有率も事前に実測して提示します。
まとめ
部署直通番号は、受付を通らずに大手企業の担当部署と話せる手段です。代表電話の疎通率が下がっている今、部署直通番号なしにキーマンへ接触することは難しくなっています。公開情報、データベース、架電中のヒアリングで集め、鮮度を確認し、つながった後に部署を当て直すところまでを手順にします。調べる範囲は部署名・役職・氏名・部署直通番号まで。同じ経路で3回不通が続いたら手法を切り替え、DB保有率を事前に実測することで、見通しを持ったアプローチが可能になります。
関連記事
大手開拓を、有効商談数の保証付きで支援します
株式会社ディーノの「オオテトル」は、大手企業の新規開拓に特化した営業代行です。部署直通架電・手紙(CxOレター)・LinkedInの3チャネルで決裁者に直接接触し、部署・役職・商談内容で定義した有効商談の件数を保証し、件数単位の課金はしません。まずは300件のテストアプローチ(1ヶ月・10万円・税別)で、自社の商材が大手に届くかを実測できます。
