大手企業への手紙営業|CxOレターの書き方と反応を上げる条件
電話もメールも届かない大手企業の決裁者に、手紙なら届く。CxOレターと呼ばれるこの手法は、大手開拓で使う会社が増えています。一方で、印刷した営業資料を封筒に入れて送っただけで、反応がないまま終わる会社も多くあります。
この記事は、大手企業の決裁者に届くCxOレターの書き方と、反応を上げる条件を示します。
ポイントCxOレターが効くのは、①宛名を部署・役職・氏名まで特定し、②冒頭で「なぜあなたに、なぜ今か」を一文で示し、③営業色を抑えた体裁で、④送付後にフォローコールをかける、の4つがそろったときです。ディーノの支援現場では、郵送物とフォローコールの組み合わせで対象企業の10〜15%が商談になり、郵送物を使わない場合は5%に届かないことが多くあります。手紙単独では返信は来にくいため、電話とセットで設計します。
CxOレターが大手開拓で効く理由
大手企業の決裁者には、電話は秘書や受付で止まり、メールは大量の営業メールに埋もれます。手紙は本人の手元に物として届き、捨てられるまでに一度は目に触れます。受け取り手の中で「他と違う」と感じさせられるかどうかが、開封されるかどうかを分けます。
書き方|構成
要素 | 書くこと |
|---|---|
宛名 | 部署・役職・氏名。氏名が分からなければ部署と役職 |
冒頭の一文 | なぜあなたに、なぜ今連絡しているのか |
本文 | 相手の会社に関係のある課題の仮説と、近い事例を1つ |
依頼 | 30分の面談など、小さく具体的なお願い |
予告 | 後日電話で連絡する旨と、担当者名 |
本文はA4一枚に収める。
冒頭の一文で決まる
冒頭の一文には、相手の会社の公開情報から読み取った理由を書きます。採用支援なら採用計画の変化、研修なら制度の変更、システムなら事業部の新設、といった具合です。「貴社のますますのご発展」のような定型文から始めると、営業の手紙として読み飛ばされます。
体裁で営業色を抑える
印刷した営業資料は、一目で営業と分かります。手書きの文字、和紙の便箋、切手を貼った封筒など、営業色を抑えた体裁は開封されやすくなります。体裁ごとの費用と効果は「開封される郵送物の条件」で示しています。
送付後のフォローコールが本番
手紙だけで返信が来ることは多くありません。手紙が届いた頃に「先日お送りした手紙の件で」と電話すると、受付や秘書にも用件が伝わり、本人につながる確率が上がります。送付日と到着の見込み日を記録し、フォローのタイミングを管理します。詳しくは「手紙だけでは商談にならない」を参照してください。
役員宛ては秘書が読む前提で
役員宛ての手紙は、秘書が開封して上げるかを判断します。秘書が一読で「役員に見せるべきだ」と判断できる一文を冒頭に置きます。
よくある質問
Q. CxOレターの反応率はどのくらい?
手紙単独の返信率は高くありません。ディーノの支援現場では、手紙とフォローコールの組み合わせで対象企業の10〜15%程度が商談になる目安です。業種によって郵送物が響きにくいこともあります。
Q. 何通くらいから始めればいい?
100〜200通程度で始め、文面と宛先の反応を見てから広げます。最初から数千通を送ると、文面の改善ができないまま費用がかさみます。
Q. 手紙は誰が書くべき?
差出人は、決裁者と対等に話せる立場の人にします。代表者名で送ると、受け取り手の扱いが変わります。
Q. CxOレターの作成と送付を外部に任せられる?
任せられます。ディーノの「オオテトル」は、役員宛ての手紙(CxOレター)を、部署直通架電やLinkedInと組み合わせて送ります。手紙単独ではなく、到着後のフォローコールまでを1セットで運用します。
まとめ
CxOレターは、大手企業の決裁者本人に届く手段です。宛名の特定、冒頭の一文、営業色を抑えた体裁、送付後のフォローコールの4つをそろえることで、商談につながります。
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